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日本盤・LD・帯付・中古
ジャケットに小さなくぼみがいくつかあります。
その他は良好。盤の再生状況も完璧です。

Side 1
01. Overture (Introduction)
02. The Lady is A Tramp
03. Fly Me to the Moon
04. My Way
05. I've Got You Under My Skin
06. Something
07. I Get A Kick Out Of You
08. My Kind of Town
09. Someone to Watch Over Me
10. All Or Nothing At All
11. Mack the Knife

Side 2
01. Luck Be A Lady
02. Concerto De Aranjuez (Instrumental)
03. L.A. Is My Lady
04. Strangers in the Night
05. Come Rain or Come Shine
06. Pennies from Heaven
07. One For My Baby
08. New York, New York
09. Close (Outro)

April 18, 1985 , Tokyo, Japan
(1985年4月18日　日本武道館)
＊パッケージには18,19日と書いていますが実際収録されているのは18日のショーのみ。

御大シナトラのライブ映像。意外なことに御大のライブ映像が商品化されたのはこれが世界で初めてのことでした。
なかなか商品化を認めなかったのはどうも、カメラの前だと緊張してしまって本来のパフォーマンスを出せないと御大自身が思い込んでいたようです...実際、74年の来日公演でもテレビカメラが消えると非常にリラックスした雰囲気に戻ったと言う話もあるぐらいだから、あながち嘘でもないようですが..

このライブ映像、ほとんど日本側のスタッフで製作されており、日本製作の質の高さが実証された1枚でもありました。
ジャケットの写真も『スイング・ジャーナル』誌の専属カメラマンが撮影してます。
で、肝心の内容ですが、日本公演のためシナトラのライブ特有の気の利いたスピーチが空振りぎみで終わっている以外は非常に好調な出来。
特に"Mack the Knife"以後の盛り上がりはなかなかのもの。
全般的にテンポ良く、次々と曲が披露される進行で全く飽きさせません。
"My Way"ですら前半にさらっとやってます。若いです。
当時69歳とは思えないライブです。

『夜のヒットスタジオ』に出て、1曲で1500万円のギャラだとか、チケットが15万円するディナーショーだとか、今考えるとバブル的な話題が先行した85年の来日でしたが、この時の成功のおかげで、89年、91年、94年と晩年の御大シナトラは日本によくいらっしゃいました...

P.S.　もちろん、この映像もいいのですが、62年、74年の来日公演も確かTBSだったかが記録しているはずです。
商品化なんとかならないのですかね....